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11.92015
生命保険の活用法
生命保険の活用方法は色々あると思いますが最大の目的は死亡保障ですよね。万が一の場合に備えて保障を用意しておく。他にもあると思います。例えば投資の一環として生命保険を活用する。相続対策に活用する。などなど。銀行に貯金しておいても利息は微々たるものですからね。
しかしながら、専門用語が多すぎてイマイチわかりづらい点でしょうか。終身保険、養老保険…。言葉の意味と内容を理解して今の自分に必要な保険はどういったものなのかを考えるのが大切ですが、今回は掛け捨ての保険に入るのか、それとも解約したらお金が戻ってくる保険に入るのかを、なるべくわかりやすい言葉で考えていきたいと思います。
まずは何かあったときのために保障を用意したい(掛け捨ての保険)
安い保険料で必要な保障を得たい場合には、掛け捨ての保険を選択します。ある程度の保険期間を定めて保険に加入しますので「定期保険」といいます。若いうちは保険料も安いですので、結婚や出産を機にこれから10年くらい保証を得ておきたいといった方にはおすすめです。
メリット
- 安い保険料で必要な保障を得られる
- 資金を他の投資にまわせる
デメリット
- 保険期間が経過すると保証がなくなる
- 更新すると保険料が上がる
- 解約返戻金がない
掛け捨てはもったいないと考える(解約返戻金がある保険)
掛け捨てってなんだかお金を捨てているみたいなので、同じ保証を得るならば解約した時にお金が戻ってくるタイプがよい、と考えるのも1つかと思います。そういった場合には、「終身保険」を選択することになります。解約返戻金を考慮するとトータルで考えた場合、負担する保険料はゼロに近いような商品もあります。また、終身保険とは保険料の払込期間が終わっても保証がなくなるわけではなく、一生涯続く保険をいいます。
メリット
- 保障が一生涯続く
- 解約した場合にお金が戻ってくる
デメリット
- 保険料が高い
まとめ
「掛け捨て=損している」と思いがちですが安い保険でそれなりの保障は得られるわけです。従って「保障」をメインに考えるならば定期保険が一番安いと思います。保険+貯蓄と考えるならば終身保険を検討することもよいかと思います。終身保険の場合には、ある程度年数を重ねてくると解約返戻金が払込保険料を超えてくるような保険もあります。手持ち資金に余裕があって銀行に寝かしておくのはもったいないと考える方は、投資の1つとして検討するのも1つです。