何をするにも「目標」が大切です。目標は。英語で「goal」です。個人にとっても会社にとっても目標を設定するのはとても大切です。また、目標を達成することによりモチベーションが上がり、さらに高い目標に向けて進むことが出来ます。

会社としては、まずは大きな目標として「経営理念」を掲げますが、経営理念は抽象的なものが多く具体的な目標ではありません。ですので、1年単位の具体的な数値目標から1か月単位、毎日の目標に落とし込み、それぞれのトップがその目標を明確化することによって、社員が一丸となって目標達成に向けて進むことが出来ます。

先日、子供の野球で練習試合がありましたが、対戦相手は新チーム発足以来負けなしの超強豪チームです。昨年の秋に大差でボロ負けして以来、そのチームに勝つことを目標にこの冬トレーニングを重ねてきました。その成果が試される練習試合があったわけですが、チーム一丸（親も真剣（笑））となってなんとか勝つことが出来ました。目標が明確ですと全員のベクトルが同じ方向を向き団結力が生まれますし、個々のモチベーションも高まり相乗効果で更なる力が生まれることを実感しました。

マラソンに例えるなら、まずは42.195kmを何時間で走りたいかを考え、そのためには10km、5km、1kmを何分で走らなければならないかが決まってきます。そのためには今日何をしなければならないかを考え、目標達成に向けて毎日1歩1歩少しずつ進むことが大切なんだなと、子供の野球から教えてもらいました。