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10.22015
独立に必要なもの不要な物
独立に際して必要なものと一見必要そうでいらないものをまとめてみました。
絶対必要なもの
- 名刺…お客様とお会いしたらまずは名刺交換ですのでこれも必須です。名刺から受ける印象も実は重要です。
- ホームページ…今のご時世、これがないと始まりません。
- パソコン…これがないと全く仕事になりませんので絶対に必要です。高すぎず安すぎずなものでよいと思います。値段は10万から15万くらいでしょうか。
- インターネット環境…私はテザリングを利用してインターネットに接続しています。テザリングには一定のデータ通信料を超えると制限がかかりますので気にされる方もいらっしゃるかと思いますが、私の場合よほどのことがない限り制限を超えることはありません。
- メールアドレス…お客様との連絡手段はほとんどがメールです。最近ではLINEやMessengerでのやり取りも増えてきています。
- 会計ソフト…基本的にはお客様の使用しているものに合わせますが、私からは弥生会計をおすすめしております。
- 申告ソフト…今さら手書きの申告書作成はつらいので申告書の作成ソフトを使用します。私の事務所では申告は電子申告で行いますので、申告書作成ソフトは必須になります。
不要なもの(実は不要だったもの)
- 固定電話…お客様との連絡手段はメール、緊急の場合は携帯電話に直接かけて頂いております。固定電話はまず使い道かありませんね…。
- 社名を印刷した封筒…開業当初に封筒などをまとめて作成することもあるかと思います。しかし、実はそんなに郵送するものはなく、スキャナーで読み取ってPDFでメール添付などが最近の資料送付の主流です。どうしても社名入りの封筒が必要であればその都度印刷してもよいかと思います。そもそも不要な在庫は抱えたくないですし。
- パンフレット…ホームページがあればわざわざ紙のパンフレットを作成する必要もありません。ノートパソコンやiPadを持参しその場でホームページを見てもらえばよいです。
- 従業員さん…不要と言ったら失礼かもしれませんが、私の事務所は基本的には1人で運営しておりますので従業員さんは必要ありません。月次の訪問については必ず私がお客様とお会いし資料の作成から申告作業、その後の申告書の提出まで私が責任をもって行っております。
どちらとも言えないもの
- 事務所…税理士業務を行う場合は、自宅でも可能です。お客様とお会いするのは自宅以外の場所でもよいわけです。基本的に月次のチェックや打合せは、証憑書類があるお客様の事務所に伺って行いますので、どうしても事務所が必要かと言われるとそうでもありません。しかしながら事務所が自宅なのか別途賃借しているのかでお客様の印象も変わることもあるかもしれません。この点については賛否両論あろうかと思います。
- 複合機…あれば便利です。印刷も早いですし様々な印刷に対応しています。しかし、独立当初にそこまで急いで印刷することもなかなかありませんし、通常のプリンターでも対応は可能かと思います。
以上、税理士事務所の開業を例に必要なものとそうでないものを列挙しましたが、その他の業種で独立をお考えの方にも参考にして頂けたらと思います。開業当初はお金もかかりますのでなるべく初期投資は抑えめに、ランニングコストは極力減らす意識が必要です。そうでなくても何だかんだお金は掛かってきてしまいます。コスト意識を高めに持っていきたいですね。